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  • 11月17日 更新しました。
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ビジネス日本語指導者養成講座のご案内

ビジネス日本語を教える指導者が不足しています。

 日本の労働者不足や国際化の進展により、労働市場のあらゆるレベルで外国人労働力の需要が高まっていますが、外国人が日本の社会で活躍するためには、「生活のための日本語」と「仕事のための日本語」によるコミュニケーションが必要です。

 外国人に対する日本語教育は、従来より大学留学を希望する外国人を対象に行ってきましたので、「進学のための日本語」つまり受験対策日本語の指導が目的となり、文法の正確な理解に重点が置かれていました。

 しかし、新しい時代の「仕事に役立つ日本語」の習得には、実践的なコミュニケーション能力と分野別の専門語彙の習得が必須です。
 本講座では、日本の「社会」や「職場」で必要な実践的なコミュニケーション能力の訓練方法を習得していただきます。

[ビジネス日本語指導者養成講座]教材のご案内

教材写真

(1)在宅学習用教材

 ○テキスト ・・・・・・・ 5冊
   DVD ・・・・・・・・ 5枚
 ○修了課題 ・・・・・ 一式
 ○受講ガイド ・・・・・ 1冊

(2)実務研修用教材

 ○研修生日本語指導マニュアル
  ・送出機関用・・・・・・1冊
  ・受入期間用・・・・・・1冊
 ○研修生用テキスト
  ・にほんごではたらこう1(生活日本語編)
         ・・・・・・・・1冊
  ・にほんごではたらこう2(研修現場編)
         ・・・・・・・・1冊
  ・しょくばのにほんご(作業現場編)
         ・・・・・・・・1冊

実務研修用教材の詳細はこちら

 

指導者資格の認定・登録まで安心のバックアップシステム"

 日本語の文法知識や日本語教育の理論を学ぶことも必要ですが、 重要なのは外国人に対していかに効率よく指導ができるかということです。 本講座は、日本語教育の基礎知識の修得に加え、海外実務研修によって短期間で指導の実践能力を修得する、 画期的な指導者養成コースです。

■ カリキュラム――在宅学習(全80時間)
  テキスト 内 容 DVD 時間数


日本語教育の基礎知識

執筆 昭和女子大学特任教授
    高見澤 孟

日本語教育に必要な全般的な分野にわたる「基本的な情報」を紹介し、日本語教育を学習する準備を進めます。 vol.116h


日本語の音声

執筆 昭和女子大学特任教授
    高見澤 孟

日本語の音声について解説し、さらに外国語との比較を通して日本語教育の現場で問題となる日本語の音声上の特性やその指導法を説明しています。 vol.116h


日本語の文法

執筆 英国大使館
    日本語研修所教官
    藤谷克己

従来の国文法とは異なり、外国人に理解しやすい「文法」という立場からの解説をしています。さらに外国人にとって学習困難な日本語文法の指導法も説明しています。 vol.116h


日本語の指導項目と
教授法

執筆 東京外国語大学准教授
    荒川洋平

外国語としての日本語、何を、どのように教えるかということをテーマに、日本語の指導理論と現場で使える教授法を解説しています。 vol.2
vol.3
16h


日本語教育の実践

執筆 東京外国語大学准教授
    荒川洋平
    東京外国語大学大学院
    吉田佳世

日本語教育のコースデザイン、教材・教案作成のポイント、「ドリル」「アクティビティー」といったアウトプットの手法や、評価の仕方など、現場の日本語指導者に必要な情報を、より具体的にわかりやすく解説しています。 vol.4
vol.5
16h

 本講座では、テキストの他に映像教材としてDVDがついています。 これらはテキストの文章だけではわかりにくい実際の授業の進め方や音声の解説などを収録してあります。 テキストと併用して理解を深めていただきます。
 本講座の情報は、「外国人研修生の指導にあたる日本語指導者」のための最低限度の知識ですから、 よく学習して教育指導に備えてください。
 「外国人」対象の日本語教育は、今後もさらに需要の高まりが予測される分野です。 新しいタイプの日本語教育を実践する指導者として教育の成果をあげ得るよう十分な準備を進めていただきたいと思います。

■ 実務研修・認定試験――中国・大連における集合研修(全40時間)
  1日目 2日目 3日目 4日目
  (出国) (オリエンテーション) (発音指導) (文法指導)
AM −中国へ向け出発− ○開講式
○クラス編成
○授業見学
○講義
  • 「発音指導のポイント」
○課題研究
  • 「ケース別課題研究」
○講義
  • 「文法指導のポイント」
○課題研究
  • 「ケース別課題研究」
PM −大連到着− ○基調講義
  • 「外国人研修生への日本語指導とは」
○講義と実習
  • 「教案作成」
○授業実習
  • 「発音指導」
  • グループ別実習
○授業実習
  • 「文法指導」
  • グループ別実習
  5日目 6日目 7日目 8日目
  (対話指導) (表記指導  
 &認定試験)
(観光) (帰国)
AM ○講義
  • 「対話指導のポイント」
○課題研究
  • 「ケース別課題研究」
○講義
  • 「表記指導のポイント」
○課題研究
  • 「ケース別課題研究」
−観光− −日本に向け出発−
PM ○授業実習
  • 「対話指導」
  • グループ別実習
○日本語指導者認定試験 −観光− −成田到着−

※認定合格者は帰国後発表いたします。
※国内での研修実施になる場合もあります。

■ 日本語指導者資格取得・登録のプロセス

 本講座は、自宅学習約80時間、実務研修約40時間のコース設定です。受講開始から登録までの流れは次のとおりです。

申込から登録の流れ図

 

■課題レポート
 課題レポートを提出していただきます。
 学習テーマごとに計5種類のレポートです。
 課題レポートの提出者には修了証を発行いたします。

修了証

■海外実務研修
 海外の提携校にて8日間の実務研修を行います。
 異文化理解のために、現地観光も行います。

研修風景

■認定証
 認定試験の結果を通知します。
 合格者の方には認定証をお送りします。

■指導者登録
 NPO法人国際教育開発協会に「日本語指導者」として登録し、
 登録証を発行いたします。
 国内外の外国人派遣機関、研修生送出・受入機関に紹介します。

登録証
 
■ 海外提携校について

大連友蘭企業集団
対外労務合作行業労務基地(センター)

友蘭労務基地
大連友蘭企業集団対外労務合作行業労務基地は大連友蘭企業集団に直属し、 2005年中華人民共和国対外承包行程商会(商務部)より認可され、研修生を教育訓練するセンターです。
本センターで教育を受けた研修生は受け入れ先で高い評価を得ています。
 

■完備された施設

センターには教室、技能訓練所、LL教室、宿舎、食堂を設置しています。
同時教育収容人数は2000人で、全寮制を導入し、週5日間の教育実習(8:00〜18:00)を行っています。
教育内容は、受入国の言語を含め、社会習慣・ルール、法律等です。

■豊富な講師陣

センターは経験豊富な講師陣を揃え、より実践的なカリキュラムを整備し、優秀な研修生を育成しています。